産休・育休中に資格を取りたいけど、そんなんムリやろ!!
「授乳、寝かしつけ、オムツ替え、遊ぶ」のエンドレスループ+家事で、勉強する時間どころかまともに寝る時間もないわ!!
産休・育休中に資格を取りたい!取ったよ!というママ、最近ほんとに多いですね!
私のまわりでは、友人が国家資格のキャリアコンサルタントを育休中に取得したり、ママ友が医療事務の資格を取って正社員に転職したり。
私も出産前は、
へ~、いいなぁ!私も前からデザインの勉強ちゃんとやりたいと思ってたし、育休中にやりたいな。
TOEICもスコアアップしたいし、あ、ベビーマッサージとかも勉強してみたいかも!
などとのん気に考えておりました。
が、しかし!
生まれてきた子どもの寝ないこと寝ないこと!!赤ちゃんって一日の半分以上寝るんちゃうんかいな!!とつっこみたくなるほどの寝なさぶり。
生後3ヵ月ごろから夜中1時間おきの授乳が続き、マジもう普通の生活することすら無理……という状態にまで陥りました。
その状態が3ヵ月ほど続いたところで意を決してネントレを決行!以前より格段に寝てくれるようになったタイミングを逃さず、超短期間でやりたかった資格取得・勉強を一気に行いました。
勉強時間の確保のため、おじいちゃん・おばあちゃん、パパにもどんどん協力してもらいました。
「産休・育休中に資格取得や勉強がしたいけど、現状ぜんぜん無理です!」というママの皆さんに向けて、私が勉強した期間やタイムスケジュールを書いていきます。
産休・育休中の資格取得は無理?あせらずにタイミングを見極めよう!
私の結論、産休・育休中の資格取得や勉強は無理ではありません。やりたいという気持ちがあればできます!
ただし、子どもの性質と子どもの月齢に大きく左右されるということは忘れずに覚えておきましょう。
私ははじめこの事実に気付いておらず、まったく自分の時間が持てないことに、そして先が見えないことに不安や焦りを感じていました…。
生まれてすぐ、布団の上ですやすやと寝てくれる赤ちゃんもいます。そんな赤ちゃんを授かったママは超ラッキー!(うらやましすぎる!)
母体の回復が第一優先ではありますが、赤ちゃんのお昼寝中や夜寝てからの時間は、資格の勉強や自分の好きなことをする時間に使えます。
そうでなかった場合…
赤ちゃんが寝ない、とにかく一日中泣いている、ママ以外に抱っこされるとギャン泣き、、、
そんな時はいったん資格取得や勉強のことはすぱっとあきらめましょう!
いまは赤ちゃんのお世話につきっきりになる時だと割り切り、最低限の家事以外は赤ちゃんのことと自分の体を休めることに専念するのが◎です。
赤ちゃんのお世話が忙しくて自分の時間が取れないときは、スキマ時間に時間ができたら○○を勉強したいな、など、やりたいことを考えたり情報収集したりする時間にするのがオススメです。
手のかかる子はやっぱり成長しても手がかかったりしますが、それでも成長するにつれて、(比較的)ラクになるタイミングがふとやってきたりします。
(急にまとまって寝てくれる、ひとり遊びしてくれるなど!)
産休・育休中に資格取得や勉強がしたいなら、このタイミングを逃さずに短期間で集中して行動すべきです!
私の場合はそれが生後7ヵ月からの時期でした。
また、このころになると授乳回数も減って人に預けることもラクになってくるので、おばあちゃんやパパの休日に子どもを預けて勉強、ということも可能になってきます。
そうは言っても、1歳になる前には保育園に子どもを預けて復職…というママもいはるかと思うので、その場合は低月齢のうちからパパやおばあちゃんに子どもを預けて勉強する、寝る時間を少しけずってでも勉強する、などの選択も出てくるかもしれません。
資格にもよりますが週に1~2時間でもまとまった時間が確保できれば、あとはスマホなどでスキマ時間に勉強する方法でも資格取得は十分可能だと思います。
産休・育休中に私が取得した資格と勉強したこと
参考までに、2018年から2年間産休・育休を取得した私が取得した資格と勉強したことを紹介します。
食品の商品企画・開発の仕事をしている私は、まずは仕事に直結する資格・勉強として、
- 食品表示検定(中級)を取得
- TOEIC 940点を取得
- 通学とオンラインスクールでWEBデザイン・グラフィックデザインの勉強
をしました。
その他自分のやりたかったこととして、
- お金と投資の勉強
- WEBライティングとWEBマーケティングの勉強
短期間のわりにはかなりよくばって、やりたかったことは全部やりました!
仕事に役立つ資格は復職後の自身のなさを補ってくれましたし、趣味で学んだWEBライティングやWEBマーケティングスキルは在宅副業を始める基盤となりました。
私が2つの資格取得とスクール通学に使った期間は4ヵ月!短期集中がベストです
育休中の資格取得や勉強は、子どもの成長段階の時々で、(比較的)手がかからない時期を狙って短期集中で行うのがベストです
私の場合、娘が8ヵ月~1歳3ヵ月の半年間に上記すべてをやりました。
資格取得だけに関していうと、10ヵ月~1歳2ヵ月の4ヵ月間です。
私の場合、第一子ということもあり、産後はとにかく必死で、本を開くことすらほとんどできませんでした…
(産後は読書なども含めて目を使うことはよくないと言われるので、3ヵ月くらいはいずれにせよ体を急速させることに集中しましょう!)
はじめの3ヵ月はかなり頻回に授乳をしていましたし、とにかく娘が寝ない子だった・・・これが寝る子であれば、産後3か月くらいから勉強なり趣味なりできることはもう少しあったと思います。
実際、周りにそのような赤ちゃんがおり、自動で動いてくれるゆりかごの中に入ってればすいすい寝てくれる、夜もまとまって寝てくれる、お母さんはyoutube鑑賞や趣味の動画作成をしてる・・・なんて話を聞くたびにうらやましくて仕方ありませんでした。
ですが子は変えられません!
私のやり方が悪かったのかもしれませんが、とにかくお昼寝は抱っこかおっぱいでしかしない、布団におろすと超敏感背中スイッチ発動のため、授乳クッションに乗せたままスマホで育児情報を収集するか、近所を練り歩くかばかりでした。
4ヵ月頃~は1時間ごとに起きて泣くという壮絶な夜泣きが始まり、ほとんど眠れない日が数ヵ月続いたのち、意を決してネントレ(ねんねトレーニング)するまで自分の時間は皆無でした。
晴れてネントレが成功し、昼も夜も比較的まとまって寝てくれるようになってから、リストアップしていた資格取得と勉強を開始しました!
子どもの性質やったり成長スピードは個人差が大きいので、自分が思うように進まなくても焦ったりしないことが大切!
勉強できたらラッキー!くらいに思ってないと、子どもにイライラしてしまったりして、本末転倒の結果になってしまいます。。
産休・育休中に勉強時間はいつ作る?
育休中の勉強時間でメインとなるのは子どもが寝てくれている時間です。
- 子どもの昼寝時間
- 子どもが夜寝てから
- 子どもを預けて
夜は寝かしつけに時間がかかって寝落ち…または夜中の頻回授乳に備えて早く寝る、というのもあると思うので(ママは体力勝負なので、全然それでOK!)、私にとってはお昼寝時間がベストでした。
赤ちゃんが2時間お昼寝してくれるとして、
- 30分で夕飯の準備や洗濯などの家事を高速で片付け
- 1時間で勉強
- 最後の30分は休憩(赤ちゃんの隣で寝る、横になってマンガ読むなど。休憩は大事!!!)
このパターンが多かったです。
家事もだいたい終わる、勉強もして充実感も上がる、30分はゴロゴロできて疲れも回復!という感じでかなりおすすめ!
ただし、今日は赤ちゃんが1時間で起きてしまった、寝ぐずりがひどすぎて抱っこ紐で寝かせるしかなかった、離乳食をこぼしまくって片付けだけで体力限界…
そういうことも多々起こるので、それは想定の範囲内という風に割り切りましょう!
週に4日できたらいいほう!とか、自分で決めておくと気がラク♪
産休・育休中にまとまった勉強時間を確保する方法
家事を時短化する、外注を取り入れる
家事負担を減らして勉強時間を増やすのも大切です!
個人的には、ごはん作りが圧倒的にラクになるホットクック、そもそもごはん準備がいらない冷凍弁当もおすすめ♪
パパが仕事で遅くなる日は、自分の晩ごはんは納豆たまごかけごはん、またはnoshで問題なし!
家事代行も経験しておくといいと思います◎
仕事復帰すると家事時間が本当になくなるので… 1時間2000円かからずに水回りのお掃除をまとめてお願いできたりするので、お掃除はプロに任せて子どもとの時間に充てることができます。
育休中は子どもと遊んでいる間に家事をやってもらえば、お昼寝時間や夜寝てからの時間はぜんぶママのフリータイムにすることも!
便利なサービスを上手に活用することも大切なママスキルです!
資格取得できたら給料UPや副業収入につながることもあるので、そのための投資と思えば安すぎるくらい!
子どもをパパやおばあちゃんに預ける
平日勉強がすすまなくて焦りがあるなら、パパの休日に子どもを預けてまとまった勉強時間を作るのもおすすめです。
私は資格試験の直前は、2~3時間子どもをパパにおまかせし(授乳のタイミングで帰る)、近くのカフェで勉強していました。
パパと子どもにとっても、2人で過ごす時間というのは大切なのでよいきっかけかと思います。
近くのカフェなら何か緊急事態が起こってもすぐに帰れて安心◎
仕事をしていないおじいちゃん・おばあちゃんが近くにいるなら、おうちで遊んでもらっている間に勉強する、ということも可能。
最近は子育ての孤立化がよく問題視されています。ワンオペはしんどいし、ストレスがたまるとママにとっても赤ちゃんにとってもよくありません。
私は子どもが生まれてから「村社会」で子育てしたい…と願ったりしましたが、みんなで子育てするという意識は持っているとすごくラクになれるんじゃないかなぁと思っています。
近くに頼れる人がいなければ、地域のサービスやベビーシッターなどを利用して頼れる人を増やすこともできるよ!
一時保育、ベビーシッターを利用する
試験直前、どうしても時間がほしい、でもパパも頼れる両親も近くにいない…そんな時には思い切ってベビーシッターを利用してみるのも選択肢のひとつ!
認可保育園の一時保育に申し込んで週1回などで預けることもいいですが、申請に時間がかかったり、週1回だと子どもが慣れなくて毎回大泣きだったりでなかなかハードルが高いというのが実情。
私は断念しましたが、すんなり慣れてくれるお子さんもいるのでそこはケースバイケースかと思います!
ベビーシッターならかんたんにお試しできるし、何なら同じ家にいて、ベビーシッターさんに遊んでもらいながら自分は別室で勉強、ということも可能。
かなりの人見知りでママべったりの娘には、この方法が合っていたかと思います。単発でのお願いも可能なので便利です!
余談ですが、ベビーシッターさんや家事代行を育休中にお願いしておくと、復職後、もうどうにもならん…!というときに助かります。ぜひ時間のあるいまのうちにお試しを。
いま自分の時間がまったく取れないママは「落ち着いたらやりたいことリスト」を作っておこう!
産後の体調不良もない。あんなにつらかった1時間おきの夜泣きがない。昼寝も布団で寝てる!夜もまとまって寝てる!!
その状態になったのが私の場合、娘が8ヵ月の時でした。
それまで寝不足でふらふらになりながらも、「落ち着いたらこれやるねん~・・・」と半ば諦めがちに作成していたやりたいことリストを一つずつ着手していけたのでした。
長くなりましたが、伝えたいのは育休が1~2年あるとして、ずっと自由に時間が使えるわけではないということ。自分の体調もそう。子どもの手のかかる時期もそう。
なので、資格取得などやりたいことのある方には「今だ!」という時に全力で取り組んでほしいです。
落ち着いた時間はずっとは続かないかもしれません。(実際うちの子は、夜は寝るものの、また昼寝をするのにものすごく手こずるようになりました・・・)
なのでリミットを決めておくことも重要です!資格なら受験日が決まってることが多いのでやりやすいですね。
産休・育休中に資格の勉強は無理?まとめ
私の結論。
子どものこの時期というのは二度とありません。
たとえ2人目、3人目を授かることがあるとしても、この子の生後1か月、6ヶ月の時期というのは本当にその1ヶ月間だけ。
決して後悔しないように、子どもとの今を最大限楽しむことが育休で一番大切にするべきことやと思います!
その一方で、自分のキャリアというのはストップしたり、スローダウンしたりしつつも続いていく。
そのキャリアの先で何がやりたいのか、それを見据えつつ育休の時間の過ごし方を考えたいですね。
ずっと仕事をしてきたお母さんなら、子どもと1対1で一日過ごすことが、きつい仕事や資格の勉強よりもしんどいということもあると思います。
そして、復職して5ヵ月経った今思うのが、資格取得や勉強できるのは育休中だけではないということ!
私はいつ娘が起きるかとひやひやちょっと落ち着かない気持ちで勉強してることが多かったので、それに比べれば通勤時間や会社の休憩時間がいかに自由かということ!
やる気さえあれば、もしかすると育休中よりも集中して勉強する時間が作れるかもしれません。
産休・育休中に資格取得をしたい、勉強したいという方の参考になればうれしいです!
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