逆子をなおす「外回転術」とは|費用、保険金、痛みについて壮絶な体験談をもとに徹底解説!

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何をしても逆子がなおらない!

このままだと帝王切開決定… 何とかなおす方法はないの???

逆子体操は毎日2セット。毎晩よこ向きに寝てる。お灸は毎日、鍼にも週2で通ってる。それでも逆子がなおらない!!!

とにかく逆子に苦しんだ私でしたが、出産予定日の20日ほど前に「外回転術」というおなかの上から赤ちゃんをぐるって回す方法で逆子をなおしてもらい、無事に正常分娩することができました

外回転術って何?どうやるの?赤ちゃんにリスクはないの?費用は?痛みは?赤ちゃんにリスクはないの?

この記事では当時の私が知りたかったことを、体験談をもとに解説していきます!

目次

外回転術とは、おなかの上から赤ちゃんを回転させる施術のこと

帝王切開の手術日も決まった出産予定日の3週間まえ、いつもの妊婦検診でのこと。

先生のアイコン画像先生

「僕、実はおなかの上から赤ちゃんをぐるって回す外回転術っていうのができるんやけど、やってみる?」

と、担当医の先生からとつぜんの打診。

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えっっっ!?何それ、そんなんあるんですか!?初めて聞いた!!

怖いけど、逆子がなおる可能性あるんやったらやってみたい!!

その日は外回転術とは何か、リスクや費用、痛み、などについてざっと説明を受け、数日考える時間をもらって帰宅。

赤ちゃんへのリスクがゼロではないと言われ少し不安はあるものの、なおる可能性があるなら…とその日のうちに受けることを決意。

さて、外回転術とは何でしょう!?

かんたんに説明すると、

お医者さんが妊婦さんのおなかを外から触り、おなかの上から子宮の中で逆子になっている赤ちゃんのお尻を持ち上げて、前回りに回転させる施術

のこと。

(赤ちゃんの姿勢によっては後ろ向きに回転させることもあり。)

出典:https://medicalnote.jp/

外回転術の所要時間は10分くらいが基本

ちなみに所要時間は短いと5分くらい、長くても30分以内(赤ちゃんの様子を途中で確認する時間を含む)が一般的らしい。

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「もっと何時間もかかるかと思ってた!」

先生のアイコン画像先生

「外回転はめっっちゃ力がいって疲れるから、そんなんムリ!!」

らしい。なるほど…

原始的というか何というか、そんな医療があることに驚き、ちょっとおもしろくなった私。(おい。)

経験としてやってみたい 笑…という心の声もちょっとありつつ、

何より帝王切開を避けることができるなら、また発育不全ぎみで当時の推定体重が2200gだった赤ちゃんを少しでも長くおなかで成長させられるならと、外回転術を受けることをわりとあっさり決断。

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もちろんリスクについてはしっかり調べました!

夫は赤ちゃんのことが少し心配そうでしたが、実母、とくに義母が、そんな選択肢があるなら絶対やった方がいいよと言ってくれ、安心してのぞむことができました。

確率は低いけど、外回転術で赤ちゃんへのリスクもある

確率は低いそうですが、一過性の胎児心音異常、破水、性器出血、そして常位胎盤早期剥離など、合併症のリスクがあります。

外回転術は赤ちゃんの心音を聞きながら、またエコーで位置を確認しながら行います。異常が認められるとその場で緊急帝王切開を行うことに!

これは事前にきちんと説明され、麻酔科での説明を受けたり、同意書を書いたりします。

それほど確率は高くないですが、数%は緊急帝王切開になるということを覚悟しておく必要があります。

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個人的にはどうせ逆子がなおらなければ帝王切開になるんやし…と、緊急帝王切開についてはそこまで不安は感じませんでした。

Medical Noteに外回転術のリスクについて詳しく書いてあるので、外回転術を検討してはる人はしっかり確認してくださいね ^^

外回転術を受けられるのは妊娠後期、条件がそろった場合のみ

妊娠後期で(中期ならまだ赤ちゃんが正常位に戻る確率が高いし、なおしたところでまた逆子になることも!)、赤ちゃんが大きくなりすぎていない、回りやすい体勢をとっているなど条件があります。

  • 前置胎盤
  • 過去に帝王切開で出産している
  • 双子などの多胎妊娠
  • 重度の胎児発育不全
  • 重度の子宮奇形
  • 羊水過少

などの場合は外回転術を受けることはできないそう。(参考:Medical Note

また、外回転術を受ける時期については、外回転術を受けた直後に破水したり緊急帝王切開になる可能性があるため、早産の時期を超えた妊娠37週以降に行うことが多いです。

(最近は妊娠35週~36週に行うことで外回転術の成功率が上がるという説も有力だそうで、少し早めに行う病院もあるようです。)

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私が外回転術を受けたのは37週5日。外回転術を受けられるぎりぎりの時期やったけど、赤ちゃんが小さめやったことで可能になりました。

外回転術の費用は高くない!保険金がおりることも

外回転術にかかった費用、

一泊二日の入院費も入れて、なんと、合計 9960円 でした… 安!

たしかに外回転術で必要やったものといえば、お腹の張りを予防する張り止めの点滴と、先生の力業、あとは赤ちゃんの心音を聞く機械とエコーの使用料くらい?

とにかく安くて驚きました。一般的には3~4万かかるところが多いようです。麻酔の有無にもよりますね。(私は麻酔はせずの外回転術でした。)

そして、特筆すべきは、外回転術は「胎児外回転術」という手術の扱いになるということ!!

そうなんです、保険金がおりました。私の場合、手術に出る保険金、入院保険金がおりる対象となり、2つの保険からなんと15万円ほど支給されることに……!!

実際に支払ったのは1万円以下なので、14万円ほどの儲けに…!ラッキー!!笑

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これに気づいたのは産後しばらくしてからでしたが、外回転術を検討されている方は、いま加入されている保険があれば事前に確認してみるといいかもです。

外回転術はめっちゃ痛い!【一泊入院で外回転術を受けた私の体験談】

外回転術を受けた感想、正直、

めっちゃ痛かったで!!(でも陣痛の痛さよりはずっとマシ)

というのも、私が受けた病院は麻酔なしの方針やったから。

お腹に力が入るのを防ぐ意味でも半身麻酔をされてる病院が多いようですが、麻酔するのも痛いし怖いし迷うところですね。私の場合、選択肢がそもそもなかったですが。

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逆子がなおったから言えることやけど、あの痛みとぐるっと回してる感覚が麻酔で感じられないとしたらちょっと残念かも… 笑

外回転術の記録

パラキャリ子のアイコン画像パラキャリ子

それでは私が一泊二日で外回転術を受けた一日の流れを書いていきますね!

私が外回転術を受けたのは総合病院。ちなみにNICUのある周産期医療もある大きな病院でした。

入院の1週間ほど前に、夫と二人で担当医の先生から外回転術について改めて説明を受け、緊急帝王切開の可能性があることなどに同意書を提出。

また、麻酔科で緊急帝王切開の場合はこのように麻酔をするなど、別途説明も受けて同意書を書きました。

施術当日(37w5d)、午前中に入院手続き。外回転術の予定は15時ごろ。

ちなみに朝は家で「○○ちゃんまわってね!」と夫がおなかに娘へのメッセージを書き、記念撮影 笑。(もちろん入院前に消す)

入院手続き後は手術着に着替え、ベッドでおなかの張り止めの点滴を受けます。鍼を刺されたのは手の甲。一回看護師さんが失敗し、激痛。いま思うと外回転術と同じくらい痛かった……

ちょっとベッドでうとうとしたりしながら、施術時間を待つ。

15時ごろと言われてたけど、実際に呼ばれたのは16時くらいえした。待つ時間が長かった… 最後に神とおなかの娘に回ってくれるよう祈りました。

なぜか車椅子で分娩室に運ばれ、分娩台?にあがります。(足を開いてのせるやつは使わない。)

先生と助産師さんが一人ずつ。めっちゃフランク。

先生のアイコン画像先生

「どうかな~ 回ってくれるかな~?(エコーを見ながら)お、いい感じの座り方してくれてるし、可能性ありそうかな~♪」

こんな感じ。ちなみに外回転術を受ける前に言われてた逆子がなおる確率は5分5分。

先生の補助として入ってくれた助産師さんが、心音確認とエコーの機械をつけてくれる。ほわんとしたかわいらしい人で、エコーでぼやっとした娘の顔を見て「かわいいベビちゃん~ 回ってね~♪」などと話しかけてくれる。

とにかくめっちゃ和やかな雰囲気!緊張感一切なし!これが麻酔なしの理由か!?

など考えてたら、

先生のアイコン画像先生

ほなやりましょか!

の先生の一言で外回転術開始。エコーで娘の位置と体位をしっかり見て、お尻と頭に手をあてる。その瞬間、

ぐぐぐぐ(先生の手の圧)

痛ー!!!

心の中で(多分、記憶では 笑)叫ぶ私。

先生のアイコン画像先生

おー、回った回った!!

ええ子やなぁ~、、、、 ←疲れてる

30秒くらい?やけどめっちゃ汗だくで肩で息をしている先生。

エコーでみると、あんなに何をしても動かなかった娘が半回転して横向きに!!!

モニターから娘の心音がずっと聞こえてるけど、トクトクトクトクめっちゃ早くなっている。

先生のアイコン画像先生

多分もうこれで回ってくれると思うけど、異常がないかちょっと様子見るな~

の先生の声で、10分ほど待機、雑談。まだ緊張はするものの、私は「回ってくれた、ほんまよかった!!あとは異常起こらんといて!!」とずっと願ってたように思います。

さて10分後、横向きから正常位にはわりとあっさり回ってくれ、待機時間含め30分ほどで外回転術は終了しました。

そのあとやったことは、さらしをおなかに巻いて、赤ちゃんがまた逆子にならないようにすることくらい。

翌日おなかを見てみると、もともと赤ちゃんのお尻があったとこらへんの皮がむけている… それだけの力がこのお腹にかかったんか、と思うとなんかちょっと笑えました。

(いや、ほんと無事回ってくれて、かつ緊急事態も起こらず無事に自然分娩の時を待てることがわかったので笑えることですが…)

外回転術まとめ

以上、私の外回転術体験でした!

産後、近くの助産院でおっぱいマッサージを受けている時におばあちゃん助産師さんから聞きましたが、昔は助産院で助産師さんが回したりもされていたそう。中には「こっちやで~」と声掛けをするだけで回ってくれる赤ちゃんもいるんやとか!

外回転術は医療行為なので、私からはおすすめしたりはできません。

パラキャリ子のアイコン画像パラキャリ子

ただ、私個人としてはやってよかったなと感じていること、また、逆子で悩んではる方に外回転術という選択肢もあるということを知ってもらいたいと思い、この記事を書きました!

帝王切開は産後の痛みの中育児するのが大変といいますが、私の友人にはむしろ陣痛のつらい痛みがなくてよかった!と言ってる人もたくさんいます。

逆に、帝王切開で出産したことに引け目を感じてはる方にも会ったことがあります。

自然分娩でも帝王切開でも、10カ月間おなかの赤ちゃんを守り育ててきたこと、産後育てていくことはまったく同じ。

色んな選択肢を知った上で、自分と家族が望む出産ができるといいなと感じています。

逆子に悩み、外回転術を検討されている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!どうか逆子がなおりますように!

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